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【連載】おじさんの相棒はキャンピングカー

Vol.19 「グランドキャニオンでラフティングをしよう!」

アムネット専属のキャンピングカーアドバイザーのやまざき先生による連載コラムです。キャンピングカー体験談や、役立つ知識などを発信しております。もっと皆さんにキャンピングカーの事を知ってもらい、身近に感じていただけましたら嬉しいです。

意外と簡単に参加できるラフティング。やまざき先生が実体験をもとにご紹介します!

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意外と簡単に参加できるラフティング
 

かつてNHKの番組でコロラド川の川下りの放送をみて大いに興味を持ち、ラフティングの運行会社を調べ、メールでコンタクトした結果、意外と容易に参加する事が出来ました。

私が参加したのは、AZRA(Arizona Raft Adventure)社の主催する3コースの中のClassic Adventureの「アッパーキャニオン 6泊7日」。ラフティング開始の前日夕方までに、フラッグスタッフの指定されたホテルにチェックイン。夕食後参加者及びスタッフ全員が揃って約2時間のミーティング。持ち物の注意などがあります。

ラフティング開始当日の朝、ホテルから専用のバスで約2時間半、グレンキャニオンダムの少し下流でゴム製の大型ラフトに乗船。各ラフトは参加者4~5人にパドル担当のスタッフ1名の5~6人。そのラフトが6隻連なって行動します。写真を見ながら説明しましょう。

▼出発地点のLees Ferry。ラフトの大きさがわかると思います。ここで誰がどのラフトに乗るか決めます。

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▼全行程89㍄≒142kmのうち、白波が立つような区間は全行程の5%程度。ほとんどの区間はシーニックと呼ばれ穏やかに流れます。

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▼お互いに撮影ができるほど、のんびりと下ります。

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▼ランチ時間になると岸辺に上陸します。参加者がスタッフを手伝い、コロラド川の水を汲み、ろ過機を通して飲料水を作ります。

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▼ランチは毎日サンドイッチ。コーヒーは飲み放題です。食後の後片付けまで参加者も協力します。

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▼ディナーは毎回ほとんど豪快なBBQ。BeerやWineやSoft Drinkは自分で持ち込みます。

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▼テントや寝袋はAZRAが用意してくれます。出来るだけ水平なところを探してテントを張ります。寝心地は悪くありません。

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途中、先住民の住居跡などを訪れます。

▼昼間、砂浜の川岸に上陸し、スタッフが現在地や地形や歴史などのレクチャーをしてくれます。

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▼下り始めて7日目の朝、グランドキャニオンのファントムランチ横の左岸に到着。ここからこのラフティングツアー最大の難関が待ち受けています。地上まで約12.5㍄≒20km、ブライトエンジェルトレイルをひたすら登ります。標高差は1,600mほどあります。見上げると垂直な崖を縫うようにトレイルが整備されています。下船する際に、ランチ用のサンドイッチと水をもらいました。

 
みんなが気になるQ&A
 

6泊7日のラフティングのツアーでした。皆さんが多分疑問に感じたことがあると思います。

Q:トイレは?
A:大も小も、男性も女性も、川の中で用を足します。これがホントの水洗トイレ。すぐ慣れます。

Q:シャワーは?
A:コロラド川に飛び込みます。

Q:飲み水は?
A:コロラド川の水をろ過して飲みます。何とも思わなくなります。なぜなら上流から新しい水が流れてくるからです。上流で用を足している人がいれば・・・それは困りますけど。

Q:携帯は?
A:川下り中は圏外でした。

Q:充電は?
A:私は軽くてポータブルなソーラーパネルを持参し、カメラの充電に使いました。 

Q:Beerなどのアルコール類は?
A:各自で6日分用意。麻袋に入れてラフトから吊り下げます。川が冷たいのでいい具合に冷えます。

Q:服装は?
A:短パン、Tシャツで6日間、着の身着のまま。でも毎日川に飛び込むのが洗濯にもなりました。

Q:万一、怪我したり病気になったら。
A:衛星電話でドクターヘリを呼び、吊り上げてもらうらしい。

 

今日はここまで。次回をお楽しみに。

キャンピングカー先生やまざき

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