キャノピー(ジップライン)

コスタリカ

アムネットスタッフが行く!コスタリカ5泊6日旅行

今回の「アムネットスタッフが行く!」シリーズは、中米の楽園「コスタリカ」!日本人ガイド同行のプライベートツアーに参加してきました。

※掲載の内容は掲載時点での情報となり、予告なく変更となる場合がございます。

参加ツアー

軍隊を持たない永世中立国コスタリカに行ってきました!

筆者の住むフロリダ(オーランド)からコスタリカまで、直行便でわずか3時間!しかも、時差はたったの1時間!まるで隣町に遊びに行くような感覚。12月の繁忙期にも関わらず、空港は驚くほど空いていてスムーズに入国できました。混み合っているときは1時間はざらにかかるとのこと。

今回は、日本人ガイドさん同行のプライベートツアー。動物大好きな私にとって、今回の旅行で日本人ガイドさんはなくてはならない存在です。現地で出会う動物たちの名前を教えてもらえたり、安全に観察できるのは本当にありがたい!

もちろん、費用はかかりますが、一生に一度の貴重な体験をするためなら安いものです。

メリット


  • 何より異国の地での安心感

  • 道端で野生動物や野鳥に出会った場合、車を止めて観察ができる

  • 野生動物や野鳥の日本名を教えてくれたり、生態について詳しく教えてくれる

  • 自分のペースで観光・休憩ができる(プライベートツアー・専用車の場合)

  • コスタリカはスパニッシュがメインなので通訳となってくれる

デメリット


  • 費用が高くなる

1日目:世界でたった一つのスターバックス農園&シロヘラコウモリとの感動的な出会い

空港でガイドさんと合流し、いざ世界でたった一つのスターバックス農園「Hacienda Alsacia Starbucks Coffee Farm(アシエンダ・アルサシア)」へ!車で約30分の旅は、ワクワクが止まらない!

Hacienda Alsacia Starbucks Coffee Farm(アシエンダ・アルサシア)

雲霧林帯という気候帯で年間通して霧の発生しやすく、寒暖差が激しいこの気候は、実はコーヒー豆を育てるのにぴったりなんだとか。コスタリカは世界では小さなコーヒー生産国ですが、ユニークかつ良質のコーヒーを生産する国のひとつなんです。

ここにはカフェ店舗はもちろんのこと、コーヒー作りを一から十までが学べるツアーに参加でき、コーヒー豆の収穫のデモンストレーションや試飲ができます。おしゃれなショップには、ここでしか買えないオリジナルグッズもたくさん。自分へのお土産に、とっておきのコーヒー豆を選んでみてはいかがでしょう?

実は、スターバックスが買い取った農園はアシエンダ・アルサシアだけじゃないんです!もう一つ、歴史ある「Hacienda Doka(ドカ農園)」があるって知っていましたか?ここはなんと、コスタリカ最古といわれているミルが現役で稼働している伝統的な農園なんです。そんな特別な場所で味わう薫り高くフルーティーなコーヒーは、格別の一言です。

Hacienda Doka(ドカ農園)

見学の後は、地元のカフェで一休み。コスタリカの定番ランチ「Casado(カサード)」を頼んでみました。カサードは米、豆、肉、サラダ、プランテン(調理用バナナ)などが1つのプレートに盛られているボリューム満点の定食です。メインにビーフ、チキン、ポーク、フィッシュなどから選ぶことができます。

Casado(カサード)

今回の旅で正直食にはあまり期待していなかったのですが、どの料理も味付けが優しく、素材の味を生かしていてとても美味しかったです。特に、プランテンの甘みが印象的でした。食事も旅の大きな楽しみの一つとなり、毎日、現地の味を満喫できました。

今日の最大の楽しみ、市内から2時間ほどでアクセスできるサラピキ(Sarapiqui)の森の中にある私営の保護区「Pierella Ecological Garden(ピエレーラガーデン)」へ。道中アナグマの集団に遭遇。餌を探す姿が可愛らしい。

保護区に到着早々、目の前に現れたのは、鮮やかなグリーンが美しいヒワコンゴウインコ(Green Macaw)!グリーンのコンゴウインコは滅多に見られないというこの鳥を、日本語ガイドさんの望遠レンズでじっくりと観察。その鮮やかな羽の色と、力強い姿に感動しました。日本語ガイドさんが望遠レンズを通して写真や動画もきれいに取ってくれるので、大助かり!

コンゴウインコ(Green Macaw)

ここはオーナーさんが森を再生するために作った保護区でまだ日本人には馴染みのない場所ですが、アカメアマガエル、ハミングバード、ナマケモノ、葉っぱに擬態する擬態昆虫、世界一美しいモルフォ蝶など珍しい生き物たちが暮らしています。

アカメアマガエル

特に世界的に珍しい「シロヘラコウモリ」はコスタリカ内ではここでしか会えないので必見。体長4cmほどのモフモフした白いコウモリで、だんごのようなフォルムがかわいすぎる!シロヘラコウモリの寝顔は本当に愛らしいですが、葉っぱの裏に隠れていて、なかなかベストショットが撮れませんでした。この感動を写真に残せなかったのが、心残り…動物好きじゃなくても、自然の中にいるだけで心が癒される、そんな場所でした。

今日の宿は1時間30分ほど行ったフォルトゥーナ(La Fortuna)のアレナル火山の麓にある「Hotel Arenal Manoa(ホテル アレナル マノア)」。全室プライベートなバンガロータイプで、施設内には温泉も完備。天気が良ければお部屋の窓やテラスからコスタリカいち活動の激しい「アレナル火山」を一望できます。自然に囲まれた静かな環境で、心ゆくまでリラックスできます。

Hotel Arenal Manoa(ホテル アレナル マノア)

2日目:フォルトゥーナでサファリフロートアドベンチャー&アレナル火山麓の楽園!タバコンリゾート

高台にあるレストランからの眺めを楽しみながら、ブッフェ形式の朝食をいただけます。

「Gallo Pinto(ガチョピント)」をはじめ、プランテンやパンケーキ、オムレツなど、バラエティー豊かなメニューが揃っています。窓の外には野鳥たちが集まってくるので、望遠鏡があれば、より一層楽しめます。ガチョピントは黒豆と 一緒に炊いたご飯を、玉ねぎやピーマンなど の具材と炒めたコスタリカの定番朝食メニュー。旅行先でも米が食べれるのって最高ですよね。

この日はアクティブにサファリフロート体験。コスタリカの熱帯雨林をゴムボートで2時間かけて下るサファリフロートツアーは、サルや鳥、カメ、イグアナなど様々な野生動物を観察できる絶好の機会で、ジャングルの色や音、そして豊かな自然を五感で体験できるアドベンチャー。穏やかな川なので、小さなお子様との初めてのアウトドア体験にもおすすめです。

サファリフロート

ボートツアー専属のガイドさんと一緒にオールを漕ぎながら、ジャングルを探検し生きものを探すのは、まるで探検家になった気分!都会じゃできない体験です。1日目には見れなかったおサルさんを見れたとき思わず歓声があがっちゃいました!運が良ければ、クロコダイルが泳いでいる姿も見られるかも!?

ツアーの最後にはコスタリカでコーヒーの次に有名なチョコレートの生産プロセスを学ぶちょっとした体験もできます。

お昼はまたカサード。お店ごとに味が違うので何回食べても飽きません。

午後はコスタリカで一番有名なブティックホテル「Tabacón Thermal Resort & Spa(タバコン・サーマル・リゾート&スパ)」の視察へ。この一帯はタバコンリゾートが所有する私有熱帯雨林保護区となっており、まるでジャングルの楽園。「一度は泊まってみたい」と憧れる人も多く、バケットリストに入れている方も少なくないのではないでしょうか。お部屋は近年リノベーションされモダンでスタイリッシュ。泊まりたかった~。

Tabacón Thermal Resort & Spa(タバコン・サーマル・リゾート&スパ)

温泉施設は宿泊エリアから少し離れた場所にあるため、宿泊客は送迎車でアクセスします。施設内にある5つの源泉からは、22℃から37℃の温泉水が絶え間なく湧き出し、大量の湯が川となって下流へと流れ続けています。また、この温泉は加水や循環処理を一切行わない、自然そのままの100%ピュアな温泉で、長い年月をかけてアレナル火山や森を通じて濾過されることで、シリカ(ケイ素)やカルシウムが豊富に含まれ、ミネラルたっぷりの特性があるそうです。日本とはスケールが違う温泉ですが、これこそまさに「コスタリカ」!といえる体験です。

Tabacón Thermal Resort & Spa(タバコン・サーマル・リゾート&スパ)

宿泊しない場合、Day Pass(1日券)も数に限られていますが用意があるので、コスタリカでしかできない貴重な温泉体験をツアーに組み込むこともできます。

この日の夕食はフォルトゥーナの町中華、期待と不安を胸にガイドさんおすすめの焼きそばをオーダー。さて、お味は…!?麺は細く、固めでパサパサ、味付けも独特だけど食べられないことはない…そして、なぜかサイドにはフレンチフライ?カルチャーショックも相まって、忘れられない一食になりました。

3日目:モンテベルデのキャノピーでスリル満点!ナイトツアーも忘れられない!

フォルトゥーナを後にし、コスタリカ旅行の行先として1,2位を争う人気の高さを誇るモンテベルデへと3時間、山々の景色を見ながら移動していきます。がたがた道もアクティビティーの一部、対向車とすれ違うのもやっとな山道はスリル満点。酔いが激しい方は酔い止めを服用しておきましょう。

モンテベルデに到着し、最初にチェックインしたのは「Hotel Poco a Poco(ホテル・ポコ・ア・ポコ)」。こじんまりとしながらも、清潔で快適な空間が広がっていました。12月現在、ホテル拡張の工事をしていますが1月には完成予定とのこと。騒音は気になりませんでした。

Hotel Poco a Poco(ホテル・ポコ・ア・ポコ)

特に気に入ったのは、ホテルの目の前にあるモール。スーパーやレストランはもちろん、オシャレなお土産屋さんまで揃っていて、何かと便利でした。

高地は冷え込むので、温かいものが食べたいところ。そこで訪れたのがモンテベルデに数店舗あるコスタリカ郷土料理レストラン「Sabor Tico(サボールティコ)」。コスタリカ版ポトフ「Olla de Carne(オジャ・デ・カーネ)」をいただきました。ホロホロのお肉と郷土の根菜がたっぷり入ったこの一品は、体の中から温まり、まさに至福の一皿でした。

Olla de Carne(オジャ・デ・カーネ)

体が温まったところで、人気のアクティビティーキャノピー(ジップライン)とゴンドラ遊覧へ出発!車で15分の移動です。キャノピーは他のエリアでも体験できるのですが、モンテベルデでのキャノピーは5歳から参加できる安全設計なので、家族みんなでアドベンチャーを楽しめます。(5歳以下は一部アクティビティーのみ参加できます。)

キャノピー(ジップライン)

前日までは晴天だったようですが、私の参加日はあいにくの寒波に見舞われてしまい、晴れていれば足元に広がる素晴らしい景色は雨と霧のせいでほぼ見れませんでしたが、大空を飛び交うスリルは、言葉では言い表せないほどの興奮!雨に濡れても、アドレナリン全開!心臓がドキドキするようなスリル満点の体験は忘れられない思い出になりました。

キャノピーでびしょ濡れになったレインウェアも乾かないまま、ナイトツアーへ出発!懐中電灯の光を頼りに、ぐちゃぐちゃになった泥道を歩くなんて子供に戻ったみたいな気持ち。普段こんなに雨がたくさん降ることはないらしいが、悪状況の中でも一体どんな生き物と出会えるのか、ワクワクが止まりません!

ナイトツアーでは昆虫と爬虫類の観察がメイン。参加者みんなで生きもの探しに明け暮れます。足の長~いクモに、不気味な色の昆虫、葉っぱに擬態するキリギリス、アマガエル、マスクツリーフロッグ、綺麗な色の毛虫、オオハシなどの野鳥と、思わぬ発見に心が躍ります。

綺麗な色の毛虫

この日の夜は、コスタリカの街中でよく見かけるフライドチキンにチャレンジ!外はサクッと、中はジューシーでスパイシーな味付けが食欲をそそり、一口食べれば止まらない!アメリカのフライドチキンとは比べ物にならない予想をはるかに超える美味しさで、現地の人々に愛される理由がよくわかりました。

フライドチキン

4日目:モンテベルデ自然保護区で幻の鳥と遭遇!

コスタリカで必ず見たい野鳥の代表格、手塚治虫の漫画「火の鳥」のモデルともいわれる、美しい鳥「ケツァール」を探しに、コスタリカのモンテベルデ自然保護区へ。ケツァールは中米のグアテマラで国鳥に指定されていて、通貨の単位も「ケツァール」となっています。

1951年にアメリカから徴兵を拒否したクエーカー教徒たちが移住し、ここモンテベルデで環境保護活動を開始し、今では熱帯科学研究所と共に保護管理されています。ここは雲霧林という独特な環境で、カリブ海からの湿った空気が、標高1300mほどにある山地にぶつかると、雲になり、雨となり、霧は一年中発生し、雲霧林をつくりだしていることから、驚くほど多種多様な動植物が見られ、エコツーリズム発祥の地として知られています。

一番のお目当てのケツァールですが、経験豊富なガイドさんのおかげで10分もしないうちに遭遇!長い尾羽を風になびかせ、悠然と枝に止まっているケツァールの姿は、まさに自然がくれた奇跡の瞬間。あいにくの霧で綺麗な写真をお見せできないのが残念。通年通してみれるチャンスはありますが、2~4月の繁殖期にはオスだけが持っている長い尾羽がまだ抜け落ちておらず、より美しい姿が見られるそうです。

ケツァール

この日一番の目的は無事果たせたので、ハイキングはしないでハミングバードがたくさん集まるギャラリーに立ち寄り、次の目的地「Manuel Antonio(マヌエル・アントニオ)」へ3時間30分程移動していきます。道中タルコレス川を渡る橋の上から、ワニの生息地を覗いてみましょう。 運が良ければ、何頭もの巨大なクロコダイルが岸辺で日光浴をしている姿を見ることができるかもしれません。その迫力ある姿に、アドベンチャー気分が味わえること間違いなしです。

モンテベルデから2時間ちょっと太平洋側に行くとあるビーチタウン「Jaco(ハコ)」の素晴らしい絶景を横目にひたすら移動し、今晩の宿「Hotel Costa Verde(ホテル・コスタ・ヴェルデ)」に到着。ここでは驚きな出来事が待っているなんてつゆ知らず、まずは視察を開始。

Hotel Costa Verde(ホテル・コスタ・ヴェルデ)

このホテルのユニークなポイントは、なんといっても本物の飛行機を改装した客室があること。ジャングルの真ん中にまるで不時着したかのような非日常体験を味わえます。私が泊ったのは一般的なお部屋。ホテル内の木工所で、家具や照明器具のほとんどをこの地域の自然倒木で作っているのです。

夕食はホテル付近にある同経営のレストラン「El Avion(エル・アビオン)」。その名の通り、飛行機のレストラン。コスタリカ料理やシーフードなど、バラエティ豊かなメニューを太平洋に沈む夕陽を眺めながら、特別なひとときを過ごせます。

El Avion(エル・アビオン)

頼んだシーフードカレーは、想像していたカレーとは少し違って、クリーミーなスープ仕立てでした。日本のカレーやタイカレーとはまた違った風味で、とても美味しかったです。添えられた「Patacones(パタコネス)」は、プランテンを潰して揚げたもので、カリッとした食感で味はほとんどないので、カレーとの相性も抜群でした。

シーフードカレー

5日目:朝から大騒ぎ!

朝食後少しホテル内を散策する時間があったので一人フラ~っとしていたら、思いがけない出会いが!なんと、ミユビナマケモノの親子が木の上でこちらを見ているではありませんか。慌ててガイドさんに連絡し、望遠レンズを用意してもらい、貴重な瞬間を写真に収めました。これこそまさにコスタリカの醍醐味!1日目にも見たナマケモノですが、自分で見つけた感動はひとしおで、その愛らしい姿に心が癒されました。

ミユビナマケモノ

最高の思い出を作ってくれたナマケモノの親子にお別れを告げ、当旅行の最大の山場である「Parque Nacional Manuel Antonio(マヌエル・アントニオ国立公園)」へ!コスタリカで最も小さい国立公園であると同時に、最も多くの観光客が訪れる国立公園で、コンパクトながらも熱帯雨林、マングローブ林、海岸と多様な生態系が凝縮されており、多くの野生動物が生息していることで有名です。入場制限があるので入れない日もあるとか。

約3キロのジャングルトレイルを探検。ジャングルといえどかなり整備されていて道は広く歩きやく、この日はナマケモノの大フィーバー。あっちもナマケモノ、こっちもナマケモノ。動物園ではなく自然に暮らしている野生のナマケモノがこんなにたくさん見れるなんて、人生で一度っきりの体験。

ナマケモノに続いてたくさん見たのは、「ノドジロオマキザル」。好奇心旺盛な彼らは、私の道端に置いたサンダルにも興味津々。あまりの至近距離で少しだけドキドキしましたが、彼らの無邪気な姿に心が温まりました。

ノドジロオマキザル

ちなみに、コスタリカにはホエザル、ノドジロオマキザル、リスザル、クモザルの4種類のサルが生息していますが、今回の旅ではリスザルとクモザルには会えずじまいでした。次回はぜひ再会を目指したいものです。

他にずんぐりむっくりのアグーチ、インコ、カイマン、モルフォ蝶、どでかいバッタ、コウモリ、イグアナなどガイドさんの詳しい解説のおかげで、彼らの生態について深く知ることができ、大満足のトレイルとなりました。

イグアナ

そして、マヌエル・アントニオ国立公園の魅力は、ジャングルだけではありません。息をのむような美しいビーチも、この公園を特別な場所にしています。真っ白な砂浜に腰掛けて、穏やかな波の音を聞きながら、コスタリカの変化に富んだ自然を一日で満喫できてしまうんです。砂浜にはカニやヤドカリが姿を現し、遊び心をかき立てられます。

ビーチ

動物たちとの別れを名残惜しみながら、コスタリカの首都サンホセへ向けて3時間の移動です。道中では、鮮やかな赤と青の羽が美しい「コンゴウインコ(Scarlet Macaw)」が、まるで見送りに来てくれたかのように姿を見せてくれました。実は、コスタリカに到着して最初に出会ったのも、このコンゴウインコでした。コンゴウインコとの出会いで始まり、その優雅な姿で旅を締めくくる、特別な旅となりました。

サンホセ市内で泊まったホテルは「Hilton Garden Inn San Jose La Sabana(ヒルトン・ガーデン・イン・サンノゼ・ラ・サバナ)」。ホテルの真向かいにはマクドナルドやスターバックスやコンビニもあるので立地条件が抜群。アメリカ資本のビジネスホテルらしく、清潔で快適な設備が整っており、不満のない滞在を楽しめます。

さらに、近くにはスタジアムもあり、コンサートが開催される際にはホテルの屋上プールからその様子が見えることもあるそうです。

6日目:さくっとサンノゼ市内観光

ホテルのビュッフェでこの度最後のガチョピントを楽しんだ後、チェックアウト。

特にこれといった見どころは多くありませんが、ガイドさんと一緒に市内を車窓からさっと観光しました。「サンノゼの宝石」として知られる、1897年に建てられた「国立劇場」、サンホセ最大の中央市場である「メルカド・セントラル」、そして不思議な石球が展示されている「コスタリカ国立博物館」が主なポイントです。市内自体はこぢんまりとしていますが、一歩裏道に入ると危険な雰囲気が漂うため、あまり遠出する必要はないかもしれません。

そういえば、お土産についてまだご紹介していませんでした。空港にもたくさんの土産屋さんがありますが、ツアー先の公園や保護区で販売されているお土産は、基本的にそこでしか購入できない限定品だと思ってください。気に入ったものがあれば、その場でぜひお求めになることをおすすめします。私もモンテベルデでキャップを買いそびれて後悔しています…。

また、コスタリカで有名なBritt社のチョコレートやコーヒーは、空港で種類豊富に揃っていて試食もできます。まとめ買いをするとおまけが付くキャンペーンを常時実施しているため、たくさん購入する場合は空港でのまとめ買いがお得です。

Britt社のコーヒー

ただし、これらは機内持ち込みになるのでご注意ください。また、袋は購入する必要があるため、エコバッグをご用意いただくと便利です。

最後に、コスタリカの旅を通じて、何度も耳にし目にした言葉「Pura Vida(プーラ・ヴィーダ)」。直訳すると「純粋な人生」「素晴らしい人生」という意味ですが、コスタリカではもっと深いニュアンスを持つ特別なフレーズです。「Pura Vida」は挨拶として使われたり、「ありがとう」「大丈夫」「すごく良い」など、状況に応じてさまざまな意味合いで使われます。この言葉には、前向きな気持ち、自然と共に生きる穏やかさ、そしてシンプルな幸福を大切にするコスタリカの人々のライフスタイルが詰まっています。

Pura Vida(プーラ・ヴィーダ)
そんな「Pura Vida」の精神が至るところで感じられるコスタリカは、訪れるだけで心が軽くなるような魅力に溢れた国。この言葉が象徴する生き方に、旅を通じてすっかり魅了されてしまいました!

野生動物の宝庫コスタリカ。心から満喫できた素晴らしい旅でした。この国の魅力には本当に感動させられます!